恵那市は16日、今年の10大ニュースとなる10項目を発表した。県内初となる木造3階建ての恵那南中学校(同市山岡町)の増築校舎棟完成(12月)などを選出し、小坂喬峰市長は「制服や校章が決定し、児童生徒間の事前交流も定期的に開催されるなど、着々と準備が進んでいる」と述べた。
順位を決めずに時系列で選出。恵那南中学校は現山岡中学校に新校舎を増築する形で、今月19日に完成、引き渡しを受ける。既存校舎は引き続き改築工事を施し、来年2月末に完成、同3月28日に竣工(しゅんこう)式を行う。
ほかに総額24、25億円ほどの災害復旧費が見込まれる大雨被害の発生(7、9月)、学びの拠点施設「佐藤一斎學びのひろば」と市中央図書館岩村分館の開館(10月)などを挙げた。
(武藤直子)
その他の10大ニュースは次の通り。
▽中津川・恵那広域でのごみ処理施設建設に向けて動き始める(3月)▽リニア時代に向けた基盤整備進む▽さくらシンポジウム、朴葉寿司(ほおばずし)まつりや栗フェスなど観光イベントを開催▽大阪・関西万博のパレード参加など、子どもたちがさまざまな活動に挑戦(5~7月)▽恵那西工業団地に進出したヘレウス・エレクトロナイトが操業開始(5月)▽市みらいビジョン2025(第3次総合計画)、第5次行財政改革大綱を策定(9、10月)▽フォーラムエイト・ラリージャパン2025、初のイベント民泊と自動運転EVバス実証実験(11、12月)









