下呂市湯之島の下呂温泉旅館会館で16日、しだれ柳を使った花もち飾り作りが行われた。下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)の組合員の館主や従業員、下呂温泉の芸妓(げいぎ)・舞妓(まいこ)ら約40人が集まり、迎春を演出する鮮やかな花もち作りに精を出した。
同組合が毎年この時期に行っている恒例行事で、今年は組合員の14館が参加。会場では、参加者が枝に紅白の餅を巻き付け、竹筒に挿すようにして飾り付けた。枝は温泉街を通る阿多野谷沿いにあるしだれ柳で、枝を竹筒に挿すように飾り付ける高さ約2メートルの飾りなど、さまざまなサイズの花もち飾りを仕上げた。
完成した花もち飾りは、年末にそれぞれの旅館のロビーなどに置かれ、宿泊客を出迎える役目を担う。
(原田大介)









