【ハノイ共同】ベトナム共産党は22〜23日、中央委員会総会を開催し、来年1月19日に始まる党大会に向けて次期指導部の人事を協議した。指導部候補を選出したが、結論の詳細は公表しなかった。ハノイの外交筋は経済発展を目指して改革を進める同国最高指導者のトー・ラム党書記長の留任を有力視している。
ベトナム共産党の指導部人事は、現在の中央委員が書記長ら党首脳の候補を選び、党大会で選出される次期中央委員が正式に決める。
ラム氏は、事件捜査や治安維持を担う公安省で要職を歴任し、2016年、最高指導部に当たる政治局メンバー入り。汚職摘発などで影響力を強めたとされる。24年夏に書記長に就任した。




