群馬県富岡市は23日、同市の妙義山で8日に確認された火災が鎮火したと発表した。地元消防が23日正午前、地中の温度を確認した結果、再燃の恐れがないと判断した。市によると、焼失面積は現時点で約30ヘクタールと試算。火災発生の確認から鎮火まで半月を要した。人的被害はなく、火災の原因は不明だとした。
榎本義法市長は23日の記者会見で「消火活動に当たった全ての人に敬意を表したい」と述べるとともに、長期にわたり不安な思いをさせたとして地域住民に謝罪した。
火災は8日午前、登山者からの119番で判明。県は自衛隊に災害派遣を要請し、埼玉、山梨両県などとともに消火活動に当たった。









