来年秋に愛知県で開催されるアジア・アジアパラ競技大会に向け、海上保安庁と県警は26日、中部国際空港(常滑市)と津なぎさまち港(津市)を結ぶ高速船「カトレア」の空港側の乗り場や船内で、合同の警戒活動を実施した。
テロリスト制圧や、災害現場で救援活動に当たる警備犬が、船内にあるごみ箱や自動販売機の取り出し口のにおいを嗅ぎ、不審物や爆発物がないかを確認。海上保安官や警察官も警戒に当たり、乗り場ではロッカーの中などを調べた。
中部空港海上保安航空基地の石田泰之警備救難課長は「海保と警察が連携し、警戒強化をアピールすることで、犯罪の抑止力を狙いたい」と語った。









