ソフトバンクグループ(SBG)は30日までに、データセンターなどデジタル分野のインフラ投資を手がける米デジタルブリッジグループを買収すると発表した。人工知能(AI)サービスに欠かせない基盤の構築を加速させる狙いがある。企業価値を約40億ドル(約6200億円)と見積もり、全ての発行済み普通株式を1株16ドルで取得する。買収完了は2026年後半になる見通し。
SBGはAIインフラ整備計画「スターゲート」を米国で進めるなど近年AI関連に投資を集中させている。今回の買収もその戦略の一環で、孫正義会長兼社長は「次世代AIデータセンターの基盤を強化する」と意義を説明した。







