30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比10銭円高ドル安の1ドル=155円97〜99銭。ユーロは22銭円高ユーロ安の1ユーロ=183円58〜62銭。

 日銀が追加利上げに前向きとの見方から日米金利差の縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが優勢だった。国内輸入企業による実需のドル買いもあった。

 市場では「年末で市場参加者が少なく、様子見ムードも漂っていた」(外為ブローカー)との声があった。