2026年1月8日
積水ハウス株式会社

積水ハウス株式会社は積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」を公開しました。

 

 

 

「日本にもっと良質な木造住宅を」。

積水ハウスの耐震技術をオープン化

 

2025年は、阪神・淡路大震災の発生から30年となる年でした。皆さんもご承知の通り、日本はその地理的条件から、世界的にみても有数の地震大国といわれています。今後、南海トラフ地震や首都直下型地震など、巨大地震の発生が高い確率で想定されています。住宅建築に関しては、大地震が発生する度に耐震基準が見直されてきました。現在適用されているのは、1981年に制定された新耐震基準です。2000年の阪神淡路大震災を受けて一部強化されていますが、国内には未だ、新耐震基準以前の住宅ストックが約29%あり、そのうち耐震性不足とされる住戸は約500万戸あるとされ、この対策は急務です。

 

 

 

積水ハウスは、1960年の創立以来、過去の震災経験をもとにさらなる安全・安心を追求し、さまざまな耐震技術を確立してきました。そしてその技術をさらに広く全国に普及させ、住む方の命と財産を守るために、強固な耐震性を有した木造住宅の供給を目指す「SI-COLLABORATION(エスアイ-コラボレーション)」を、2023年9月より開始しました。

 

SI-COLLABORATIONの柱。

木造住宅の耐震性能を高める「DJ構法(ダイレクトジョイント構法)」

 

SI-COLLABORATIONは、積水ハウスが持つ安全・安心の技術を、全国のビルダー様にオープン化するという画期的な取り組みです。そのコア技術となるのが、基礎と躯体を専用金物で直接つなげ、強固に緊結する「DJ構法(ダイレクトジョイント構法)」です。従来の、基礎と柱の間に土台を配置する木造住宅とは違い、優れた耐震性を実現します。

 

 「DJ構法」の基礎と柱の接合部

 

 

地震発生時の変形の違い

 

 

「DJ構法の原型は積水ハウスの創業時に発表された「A型」という住宅商品まで遡ります。」と話すのは、積水ハウスR&D本部総合住宅研究所所長の東田です。「創業来その技術を順々に改良を続け、私たちは時代や法改正に先んじて、独自で耐震技術を進化させ、より地震に強い住宅を追求し続けてきました。さらに、2004年には木造住宅「シャーウッド」にもDJ構法を導入しています。阪神・淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、そして熊本地震においても、積水ハウスの住宅は全壊・半壊ともゼロでした。その独自技術を広く一般住宅に展開したい。それがSI-COLLABORATIONの使命です。」

 

当社の耐震技術の進化に取り組んできた総合住宅研究所長の東田

 

 

 

最適解はコラボレーション。

業界初のビジネスモデルが誕生

 

日本全体の住宅の耐震性を高めていくことを社会課題ととらえ、積水ハウスの耐震技術の根幹であるDJ構法をどのように広めていくのか、あり方を模索していきました。「土台を使わないDJ構法には精度の高い基礎が必要ですが、基礎は現場でつくるもの。いきなりビルダー様が担うのは、負担ではなかろうか?という疑問がありました。」と話すのは戸建事業戦略部長の板倉です。「そこで生まれたのが、私たち積水ハウスと全国のビルダーさんが共創するSI-COLLABORATIONです。S=スケルトン部分(基礎・駆体)を積水ハウスグループが、I=インフィル部分(外装・内装・設備)をパートナー企業様が施工するという業界初の共同建築事業として、今までにない新しい住まいづくりが始まりました。」

 

 

 

SI-COLLABORATIONのプロジェクトを推進する

戸建事業戦略部長の板倉

 

 

「もっと多くのお客様に、積水ハウス品質の耐震技術を届けたい。そのためには、より多くの地域に支持される優良な企業様とパートナーシップを築くことが大切。」と板倉はいいます。その挑戦は続きます。

 

2025年12月、2社の新パートナーが加わり

コラボレーションの輪は全国へ

 

「日本の住宅を強くするために」。SI-COLLABORATION における共創は加速しています。2025年12月には新たに2社の企業との提携が実現し、現在パートナー企業は東北から九州まで全国に10社となり事業開始以来、すでに約100棟の設計のご依頼をいただいています。今後もさらなる拡大を目指し、大地震の際も命と財産を守り、さらには地震後も安心して住み続けることができる住宅を供給してまいります。

 

 

 

SI-COLLABORATION住宅に住む、オーナー様の声

 

・茨城県Y様/パートナー企業ノーブルホーム

 

 

 

「理想とする住まいの原点は祖母の家」と語るのは、SI-COLLABORATIONでご自宅を新築されたY様ご家族です。「子どもの頃、東日本大震災に見舞われた際、積水ハウスで建てた祖母の家だけは損壊がなく、家族の避難場所となりました。その記憶から、地震に強い積水ハウスの基礎・躯体に絶大な信頼を寄せています。」と夫のD様。一方で、デザインは地元のノーブルホームが好みだったそうで、できたら2社のいずれかで家を建てたいと考えていたところ、SI-COLLABORATIONの存在を知ったといいます。「ハウスメーカーは、1社にしか頼めないと思っていたのでコラボレーションに驚きました。」と話すのは妻のN様。モデルハウスを見学し、広くて開放的なリビング、シンプルで上品なデザインにほぼ、ひとめ惚れだったといいます。

 

SIならではのプランニングを活かし、在来木造では難しい幅約4.5mという大空間リビングを実現

 

 

理想の住まいが完成し、実際に入居したY様ご家族。「住み心地はすこぶる快適です。子供たちが嬉しそうで、満たされた気持ちです。」と夫のD様。妻のN様は、「災害が多いこの国で、地震に強いという魅力は、はかりしれません。」といいます。住まいを探している同世代の友人にSI-COLLABORATIONの話をすると、みんなびっくりするのだとか。「両社の強みが盛り込まれた住まいに大満足です。家族を末長く守り、安心と満足を叶える住まいの選択肢が、これからももっと広がるといいですね。」と夫のD様が話してくれました。

 

強い住まいを実現する「SI-COLLABORATION」の取り組みはこちらから

https://www.sekisuihouse.co.jp/si-collaboration/

 

「地震に負けない家づくり。」現在放映中の、積水ハウスが培ったDJ構法のTVCMもぜひご覧ください。

https://youtu.be/4WDnTo9AdMk