金沢市の消防出初め式で披露された一斉放水=11日午前、金沢城公園

 金沢市の消防出初め式が11日、金沢城公園で開かれた。消防車約50台が一斉に放水する催しを披露した。2024年は能登半島地震で中止され、昨年に続き2年連続の開催となった。

 市消防局や消防団員ら約1300人が参加した。冷たい風が強く吹く曇り空の下、ねじり鉢巻きにふんどし姿の団員がホースを支え、各地区の名前が書かれた火消しのシンボル「纏」を持った団員が鼓舞した。例年は江戸時代の火消し「加賀とび」の伝統を残す妙技「はしご登り」が披露されるが、強風の影響で中止となった。

 市消防局によると、約3千人の観客が集まった。金沢市の松田昭一さん(78)は「迫力のある放水だった」と話した。