1995年の阪神大震災の現場で活動した兵庫県警の現職幹部が13日、教訓を語り継ぐために警察学校の初任科生ら約150人に講話した。31年前、初任科生として生き埋めになった人の救助に当たった公安2課の小牧朋弘次席兼調査官(50)は「現場では初任科生だろうがベテランだろうが関係ない。甘えは許されない」と自覚を促した。
小牧次席は震災直後に出動し、倒壊家屋での救助活動に参加。高齢女性の遺体が見つかり、警察官として初めて人の死に触れたといい「人を助ける気で行った。心がへこんだ」と振り返った。
県警によると初任科生への講話は、震災後採用の職員が半数近くになった2008年に始まった。割合は現在8割超となっている。







