日本維新の会に所属する大阪府の吉村洋文知事と大阪市の横山英幸市長が、次期衆院選と同日で実施する意向の出直しダブル選を巡り、自民、立憲民主、公明各党の府組織は対抗馬を擁立しない方向で調整に入った。関係者が14日、明らかにした。各党からは「大義がない」との批判が続出。吉村、横山両氏は15日に出直しを表明する見通しだ。
吉村氏は、看板政策「大阪都構想」に挑む3回目の住民投票実施を争点とする方針。
同日選とする場合、告示は最速で22日となる。多くの政党は衆院選準備を急ぐ事情もあり、出直し選があったとしても静観する構えだ。
連立政権を組む自民は「独りよがりの独り相撲だ」(府連幹部)と非難。「高市早苗首相率いる政党か、それ以外か」(幹部)を争点に衆院選を戦うはずが、都構想の是非に構図を塗り替えられかねないと危惧する。
立民幹部は「知事選、市長選とも候補は立てない。相手にする必要がない」と明言。「衆院選のどさくさに紛れた『おまけ』のような選挙なんておかしい」と切り捨てる。公明、国民民主両党も独自候補には消極的だ。







