滋賀県東近江市の湖東記念病院で患者が死亡し、殺人罪で服役後に再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(46)が、精神状態の記録など自身の個人情報開示を国に求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は14日、国の不開示決定を取り消した一審判決を支持し、国の控訴を棄却した。
個人情報保護法は刑事事件に関連する情報を開示対象から除外すると規定。判決理由で森木田邦裕裁判長は、前科の有無を確認する手段に使われ、社会復帰の妨げになることを防ぐための規定だと指摘し、再審無罪で名誉回復が図られる西山さんの場合には該当しないとした。
西山さんは20年に再審無罪判決を受け、その後確定した。





