住友生命保険が新人営業職員向けの実践的な顧客対応の模擬演習に、人工知能(AI)を活用していることが16日、分かった。営業職には知識や経験が求められるが、早期の離職率の高さが課題となっている。AIを使って研修内容を充実させることで、契約増だけでなく離職防止にもつなげたい考えだ。

 従来は先輩職員などを顧客役として研修していたが、指導の水準のばらつきや、指導役の職員と新人職員の間で研修日程の調整が難航するなどの課題があったという。昨年12月から運用を始めたAIは職員が使うタブレット端末に導入し、1人でも訓練できる。

 研修ではアバター(分身)が顧客役を務め、自然な会話ができる。