6434人が亡くなった1995年の阪神大震災は、17日で発生から31年。兵庫県内では16日から追悼行事が始まり、ろうそくや灯籠に火がともされた。震災を経験した人たちの高齢化が進み、今年各地で開かれる追悼行事の数は過去最少の見通し。記憶や教訓の継承が課題になっている。
「1・17のつどい」が開かれる神戸市中央区の公園「東遊園地」では、ボランティアらが竹や紙の灯籠を「1995 つむぐ 1・17」の文字の形に並べた。午後5時過ぎに園内のガス灯「1・17希望の灯り」から火が移され、夕闇の中に「つむぐ」の字が浮かび上がった。発生12時間前の午後5時46分に合わせ参加者が黙とうをささげた。
灯籠並べに参加した同市灘区のパート従業員糸田陽子さん(46)は「神戸にとって特別な日。皆さんの思いをつないでいきたい」とほほえみ、3歳の次女に「ろうそくの一つ一つが、みんなが元気に過ごせるようにという願いが込められているんだよ」と語りかけた。










