岐阜県美術館(岐阜市宇佐)で開催中の特別展「大正・昭和“モード”の源泉」の美術講座が17日、同館で開かれた。「大正・昭和のロマンティック・モダン-ファッションと文化」と題し、同館の齋藤智愛学芸員が展示品と当時の流行について解説した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」同展は国立アートリサーチセンターによる収蔵品活用事業「コレクション・ダイアローグ」の一環で、国立工芸館所蔵の主に大正・昭和初期の工芸、デザイン152点を県美術館所蔵品と併せて展示している。
講座では、齋藤学芸員が本展における「モード」を「単にファッションの流行という意味でなく、広く解釈する」とした上で、大正期以前から時系列で4章に分かれる、展示作品を示しながら時代背景を述べていった。
19世紀のロンドン、パリ万博でジャポニスムが流行後、アール・ヌーヴォー、アール・デコが出現し、日本でも取り入れられた経緯や、杉浦非水による百貨店のポスターやパンフレットからうかがえる和装、洋装の流行などが説明され、「西洋の文化が日本で大正、昭和初期に咀嚼(そしゃく)され、花開いた」と結んだ。
同展は県美術館、国立工芸館、国立アートリサーチセンター、岐阜新聞社、岐阜放送主催。2月15日まで。
(大堀瑠美)









