九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の周辺住民らが、3、4号機の運転差し止めと国の設置許可取り消しを求めた二つの訴訟の控訴審で、福岡高裁(久留島群一裁判長)は20日、2021年の一審佐賀地裁判決に続き、いずれも請求を退ける判決を言い渡した。
住民側は、耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)は過小評価され、安全性が確認されていないと主張。破局的噴火のリスクを想定すべきだと訴えていた。
国と九電側は、最新の科学的、技術的知見に基づき、安全側となる地震動評価をしている上、火山事象が安全性に影響を及ぼす可能性は極めて低く、審査基準は合理的だと反論していた。








