大阪市の横山英幸市長(44)の辞職に伴う出直し市長選が25日告示される。横山氏と、いずれも無所属新人で自営業の千代知洋氏(58)、芸術家のネペンサ(本名・安達真)氏(51)、NPO法人理事の林成典氏(52)の4人が立候補を表明した。日本維新の会が掲げる「大阪都構想」への3度目挑戦の是非が争点。投開票は2月8日。

 主要な政党・政治団体は任期途中の辞職による出直し選に冷ややかで、候補者擁立を見送る。

 維新公認の横山氏は衆院選と同日の投開票を見据え、維新代表の吉村洋文氏(50)と共に大阪府知事選とのダブル選に打って出る。都構想の「設計図づくり」を公約に掲げ、再選された場合、任期の来年4月までに都構想の賛否を問う住民投票を実施する考えを示している。

 千代氏とネペンサ氏はいずれも都構想に反対の立場。林氏は、維新が強引に住民投票を実施しようとしていると批判している。

 都構想は府との二重行政解消を目指し、大阪市を廃止して東京23区と同じ特別区に再編する政策。2015年と20年の住民投票でいずれも否決された。