【コルティナダンペッツォ共同】混合ダブルスで競技が始まったカーリングでは、データや人工知能(AI)の活用が盛んだ。日本女子のフォルティウスも、北海道大大学院情報科学研究院の山本雅人教授のサポートを受け、悲願の金メダルを狙う。
山本教授はフォルティウスの約100試合を分析し、先攻、後攻での得点率などを可視化。戦術も細かくデータベース化し「第1エンドのスチール」など状況に分けて、検索できる仕組みをつくった。山本教授は「成功例が見えるだけで、イメージトレーニングになる」と狙いを説明する。
課題の把握にも有効だった。昨秋には有利な後攻で複数失点する試合が相次いだが、自分たちのストーン(石)の配置が乱れ、相手の石を狙い通りにはじき出せていなかった点が浮かび上がった。この課題を修正し、昨年12月の五輪最終予選では全8試合でスチールの失点はわずか「2」にとどめた。セカンドを務める小谷優奈は「いろんな選択をする中で数字の裏付けがあれば、より強い気持ちで戦える」とデータの効果を強調する。








