まわし姿の男たちが福男を目指し、宝木を激しく奪い合う奇祭「西大寺会陽」が21日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。
大勢の観客に見守られる中、白いまわしを着けた男たちが「わっしょい、わっしょい」とかけ声を上げながら境内に入った。冷水で身を清めると本堂へ向かい、宝木の投下を待った。
西大寺会陽は「裸祭り」として知られ、五穀豊穣などを祈願する修正会の結願の日に行われる。西大寺観音院のサイトによると、宝木は直径約4センチで、長さ約20センチ。かつては守護札を投げ入れていたが、紙の札は破れてしまうため現在のような木製に変わった。室町時代から続き、今年で517回目。2016年に国の重要無形民俗文化財に指定された。













