北海道議会の自民党会派「自民党・道民会議」に交付された2020年度の政務活動費に違法な支出があったとして、札幌市民オンブズマンが4416万円を返還させるよう鈴木直道知事に求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁(小河原寧裁判長)は6日、一部の返還を会派に請求するよう知事に命じた一審判決を支持し、知事の控訴を棄却した。

 昨年5月の一審札幌地裁判決は2097万円の返還請求を命じていた。

 地裁判決によると、会派は20年度、北海道から交付された政活費を党道連職員の人件費の一部に充て、職員に政務活動を委託する一方、政党活動に当たる中元贈答などの業務もさせた。地裁は違法な支出と認定した。