熱せられた鉄製の器で提供される飛騨牛の瓦そば=郡上市八幡町本町、お抹茶処宗祇庵

 岐阜県郡上市八幡町本町のカフェ・お抹茶処(どころ)宗祇庵は、「飛騨牛の瓦そば」を発売した。新型コロナウイルス禍で新たな客層の取り込みを狙う。

 看板商品の宗祗庵パフェなど多彩なメニューがそろう中、初めてのランチメニュー。コロナ禍での新たな試みで、開店5周年を迎えた今月7日に販売を始めた。

 瓦そばは、山口県の郷土料理で、茶そばが使われていることが決め手となった。店長倉内美奏(みかな)さん(32)は「茶そばは、お茶を扱っている店になじみ、客からも受け入れられる」と他の候補の中から選んだ。現地の有名店を訪ねるなど研究を重ね、鉄板で焼いた飛騨牛をのせることで独自性も打ち出した。

 鉄板で焼いた香りの広がる茶そばを、錦糸卵やのり、レモン、もみじおろしでぜいたくに飾り付ける。

 鉄製の器は職人が手掛けた特注品で、郡上おどりの刻印入り。郡上おどりの熱気をイメージし、熱した状態で提供する。倉内さんは「踊りが再開し、地域にかつてのにぎわいが戻れば」と願う。

 2千円で、数量限定。営業時間は午前11時~午後5時(ラストオーダー同4時30分)。水曜日定休。問い合わせは宗祇庵、電話0575(67)9201。