都道府県版ジェンダー・ギャップ指数 4分野の上位
 政治分野の指数改善 上位5位

 上智大の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」は8日の国際女性デーに合わせ、各地域の男女平等度を政治、行政、教育、経済の4分野で分析した2026年の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表した。政治分野は、比較可能になった24年より8府県で数値が低下。他の多くの地域も停滞し足踏みが目立った。

 戦後、日本で女性が初めて参政権を行使して4月で80年となるが、今年2月の衆院選では当選者に占める女性割合が前回を下回った。来春に統一地方選を控え、地域政治の男女平等を前進させられるかが注目される。

 指数は「1」に近いほど平等を示す。各分野の1位は、政治が都や区議会の女性比率が高い東京(0・386)、行政は女性登用を進めてきた鳥取(0・514)で、いずれも5年連続。教育の徳島(0・730)、経済の高知(0・455)も2年連続で4分野の上位は変動が少なかった。

 衆参両院の選挙区選出議員の指数は9府県で後退。市町村議会で女性議員がいない女性ゼロ議会は9道県で増えた。