【エルサレム共同】AP通信は28日、レバノン南部でイスラエル軍の攻撃により救急隊員9人が死亡したと報じた。イスラエル軍は親イラン民兵組織ヒズボラ掃討を掲げ、レバノン南部で侵攻を拡大している。世界保健機関(WHO)は、イスラエル軍とヒズボラの交戦が再開した2日以降の医療従事者の死者が51人になったと表明。医療従事者への攻撃は国際人道法違反だと非難した。
WHOのテドロス事務局長は、28日に死傷した救急隊員はレバノンの五つの村で医療活動中に攻撃を受けたと説明した。「医療施設への攻撃が相次ぎ、レバノン南部での医療提供に深刻な支障を来している」とX(旧ツイッター)で訴えた。
ロイター通信は28日、レバノン南部でイスラエル軍が車両を攻撃し、ヒズボラ系列メディアの記者ら3人が死亡したと伝えた。イスラエル軍はうち1人に関し「ヒズボラの精鋭部隊に所属していた」と主張した。レバノンの国営通信によると、交戦によるレバノンの死者は1189人、負傷者は3427人に上る。




