新たな政策集団の初会合を開き、あいさつする自民党旧二階派の武田良太元総務相(右から2人目)=2日午後、国会

 自民党旧二階派の武田良太元総務相が2日、自身がトップとなる新たな政策集団の初会合を国会内で開いた。議員立法の推進を目標に掲げるものの、出席者は旧二階派所属議員が大半を占め、勢力を再結集する狙いが透ける。ただ、同派出身の小林鷹之政調会長は距離を置いており、想定と異なる形の船出になった。

 武田氏は会合冒頭で「政策集団として活動する上で仲間をつくることが重要だ。国民の声に耳を澄ませ、どんどん議員立法を行う」と意気込みを示した。

 集団の名称は「総合安全保障研究会」とし、関係者によると、初会合には国会議員22人が出席し、代理出席が5人だった。政策、選挙対策など三つの委員会を設置し、今後、毎週木曜日に例会を開催。食料やエネルギーの問題について有識者から意見を聴取するという。

 武田氏はかつて、二階俊博元幹事長が率いた二階派の事務総長を務めていた。会合後、派閥裏金事件を受けて複数の自民派閥が解散した経緯を念頭に「派閥に対する批判は十分認識している。旧来のやり方を踏襲するつもりはない」と記者団に強調した。