主体性、協調性を育む機会に 障害児入所施設ひまわりの丘第一学園(関市)

入所施設での自治会組織「麦の会」でやりたいことを出し合うなどして、主体性を身に付ける子どもたち=関市桐ケ丘、ひまわりの丘第一学園

 関市の中濃特別支援学校に隣接する障害児入所施設、ひまわりの丘第一学園では小学2年生から高等部3年生までの男女31人が生活しています。全員が、学園伝統の自治会組織「麦の会」に加入し、季節の飾り制作やイベントの企画・準備・片付けを通して主体性を身に付けています。

 全体会やイベント準備を取り仕切るのは役員で、立候補を募って決めています。本年度は高等部2年生の会長を筆頭に、高等部、中等部の計5人が重責を担っています。全体会やイベントの準備は、平日の夕方など学校が終わってからの時間を使って進めていきます。会長を務める男子生徒は「役員をするのは3回目で来年度も続けたい。みんなが楽しめるよう、みんなの意見を聞くように気を付けています」と話します。

 麦の会の担当職員のケアワーカーの後藤さんは「活動を通して、自分の意見を出す力、人の意見を受け入れる力、責任を持って取り組む力、協調性を育んで、次のステップにつなげてほしいと思っています。障がいの状態に関わらず、経験値を高めていただきたい」と話しています。