職員が安心して働ける制度を構築 特別養護老人ホーム川部苑(岐阜市)

おだやかで心地よい空気が流れる施設内。職員の働きやすさを追求することで、「全ては入居者のために」という理念の実現を目指す=岐阜市川部、やすらぎの里川部苑

 岐阜市の特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑の理念は「全ては入居者のために」。理念をかなえるには職員が安心して働ける環境づくりが不可欠という認識から、働きやすさを追求しています。正職員の勤務時間帯を6パターン用意して子育て中の職員でも少ない負担で働けるようにしたり、75分間の休憩時間中の過ごし方の制約を設けず、買い物や帰宅のための外出も可能としたり、月3日は希望休を取れるようにしたりしています。来年度の公休を123日、夏期休暇も2日取れることから、プライベートとの両立がさらにしやすくなります。

 また、食事の形態などにきめ細やかに配慮できるように自前の厨房を用意したり、医療体制を充実させるために看護師の人数を配置基準以上にしたりすることで、介護の安全性を高めるとともに介護職員の不安や負担の軽減につなげています。

 田中施設長は「心の余裕の有無は仕事に影響します。安心して落ち着いて働いてもらえる環境にすることは『全ては入居者のために』という理念の実現に必ずつながります。これからも仕事に集中しやすい職場環境づくりに努めていきたい」と話しています。