デジタル教科書の効果的な使い方や注意点を示す指針を検討する文部科学省の有識者会議が10日、初会合を開いた。同省は、今国会でデジタル教科書を紙と同様に正式な教科書と位置付けるための関連法改正を目指しており、会議は秋ごろに議論を取りまとめる。

 冒頭、松本洋平文科相が「子どもの発達段階や教科特性を踏まえた丁寧な検討が必要だ。短い期間で集中的に議論してほしい」とあいさつ。省担当者が、デジタルの効果的な学習場面や「手書き」が減ることへの懸念、教科書会社や採択権者に過度な負担が生じないための配慮など論点を示した。