【北京共同】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は10日、台湾最大野党、国民党の鄭麗文主席(党首)と北京で会談した。双方は「台湾独立に反対する」との立場で一致した。国共トップの会談は2016年11月以来、約9年半ぶり。習氏は5月の米中首脳会談を前に、台湾問題への日米の介入をけん制した。国民党とは対話に応じる姿勢を示すことで、独立派と見なす頼清徳政権に圧力をかける狙いもある。
新華社電によると、習氏は会談で「台湾独立派こそが台湾海峡の平和を破壊する元凶だ」と非難した。「外部の干渉に反対しなければならない」と述べ、日米が台湾問題に口を出さないようくぎを刺した。
習氏は、中国と台湾は「一つの中国に属する」と強調。「一つの中国」原則を巡り中台が一致したとされる「1992年合意」の堅持と台湾独立への反対が対話・交流の前提条件だとの考えを示した。「国共両党は祖国統一を共に進めなければならない」とも訴えた。
鄭氏も台湾独立に反対すると言及。習氏が掲げる「中華民族の偉大な復興」を中台双方が協力して進めるべきだと述べた。









