ひょうたんバーバパパを制作する竹内蘭さん。前列右がワークショップで記者が作ったひょうたんバーバパパ
ヒョウタンにアクリル絵の具を塗る記者=いずれも養老町、養老ランド

 丸みを帯びた形の愛らしいヒョウタンは、岐阜県養老町では駅や公共施設などさまざまな場所で飾られている馴染み深い存在。そんなヒョウタンが、世界中で人気のキャラクター「バーバパパ」とコラボした。今月には期間限定で、同町の養老ランドで制作体験のワークショップも開かれた。早速記者も参加し、世界に一つの「ひょうたんバーバパパ」を作ってみた。

 地元でヒョウタンのランプ制作などを手がける竹内蘭さんが、設立した会社で公式ライセンスを取得して商品化した。千葉県内の商業施設では今月、オーナメントなどの先行販売も行っている。

 ワークショップは、長さ約10センチのセンナリヒョウタンの中から、気に入った形のヒョウタンを探すことから始まる。一つとして同じ形はなく迷ってしまうが、直感で決める。続いてバーバパパやバーバママ、子どもたちの計9種類の中から選んだキャラクターを真似て色を塗っていく。

 竹内さんの指導でアクリル絵の具で体の部分を塗ると、いよいよ顔を描く。出来上がりをイメージして目鼻などを描く場所を決めたが、表情を左右する部分でもあり筆を持つ手が緊張する。黒い瞳は、曲がったヒョウタンの形に合わせて横を向いたように見えるよう、視線を外して描いてみた。完成した「ひょうたんバーバパパ」は、手作りの味わいたっぷりで愛着が湧いてきた。

 竹内さんはこれまで、ランプなどヒョウタンを使った工芸品を作りながら、農家が栽培を続け、地域の文化を守ることにつながる方法を模索してきた。今回のバーバパパとのコラボも、「より多くの人にヒョウタンのことを知ってもらえるきっかけになれば」と願う。

 5月下旬には養老公園内に常設の工房を開き、ひょうたんバーバパパのグッズ販売やワークショップなども開催する。