グランピング施設の完成予想図

 建設、不動産会社の丸泰(岐阜市領下、伊藤寛章社長)は、快適さを兼ね備えたアウトドア体験ができるグランピング施設を長野県阿智村に建設し、宿泊事業に乗り出す。施設は「Nordic Luxury Camp achi village(仮称)」とし、日本一きれいな星空が見えるグランピング施設として売り出す。今年夏の開業を目指す。

 投資額は約2億円。施設の敷地面積は約8千平方メートル。ドーム型テント9基、キャビン9棟、施設棟1棟を建設する。トイレやシャワーをテントごとに用意したほか、キャビンは家族やグループ、カップル、ペット同伴にそれぞれ対応する仕様にする。施設管理者やアルバイトなど従業員は15人前後になり、地元雇用も計画する。

 日本人の余暇の過ごし方の多様化、グランピング施設が近年注目されていることを受けて事業化した。阿智村は、環境省が実施した全国星空継続観察で星が最も輝いて見える場所に認定された実績がある。名古屋市をはじめ東海地方の20、30代の若者、ファミリー層がメインターゲットで、関東、関西方面からの誘客も見込む。年間稼働率60%、売上高1億円を目標にする。

 伊藤社長は「日本の観光市場はまだまだ広がる。グランピング施設を皮切りにさらなるサービスを提供できれば」と話している。