自治会、入っていますか? 最近は入らない、とか、脱会する人もいますよね。では、なぜ入らないのでしょう。「役員はやりたくない」「負担が大きい」「メリットがない」。そんな理由が浮かびます。では、そういった障壁をなくしたり、負担を軽くしたりすればいいのではないか? そんな視点から美濃加茂市が今、自治会の再生を支援しています。回覧板や資料のデジタル化、集金システムの改善や夏祭りの復活、半強制的だった寄付金の見直しなど、さまざまな取り組みが進んでいます。藤井浩人市長は「大切なのは地域の人たちとつながること」と話します。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

◆集金システムの改善

 【課題】市内のある自治会では、自治会費や各種協力金、募金を班長が各世帯を回って集金していました。何回も行かないと会えない、年に何回も集金するなど、班長の負担になっていました。

 【解決策】自治会員ごとの集金袋を作成しました。日時を指定して班長宅に持ってきてもらうようにしました。

◆自治会活動のデジタル化

 【課題】約750世帯が加入する市内最大級の自治会で、回覧板を回す作業が負担になっていました。

 【解決策】デジタル回覧板を導入しました。「らくらく連絡網+」というメーリングリストのアプリを使い、回覧文書はPDF化して、市の広報はURLを送っています。約6割がデジタル回覧板、約4割が紙の回覧板を選択しました。配布の負担が軽くなりました。

 また、自治会の資料はクラウドサーバーで保存、役員なら見ることができる仕組みをつくりました。引き継ぎもアカウント名とパスワードの変更だけでスムーズです。

◆半強制的だった寄付金、協力金の見直し

 【課題】市からの依頼で、自治会が各種団体への募金や協力金を集金していました。

 【解決策】市から依頼するのをやめました...