さいたま地裁

 同意を得た上で横浜市と茨城県の女性2人を殺害したとして、承諾殺人などの罪に問われた無職斎藤純被告(32)の公判が27日、さいたま地裁であった。被告は弁護側の被告人質問で、小さい頃から殺人願望があったとし「中学生の頃に同級生の首をナイフで刺したことがある」と話した。他にも、駅で見かけた女性の後をつけ、襲ったことがあると明かした。

 検察側は3月の初公判で「小学生の時から人を殺したいという願望があった」と主張していた。

 27日の公判で、被告は検察側から心情を問われ「2人とも互いに納得の上だった。『ありがとう』と言ってもらい、丸く収まったと思っていた」と説明。一方で「法的に裁かれることをした認識はある」とも述べた。

 起訴状によると、横浜市の女性=当時(22)=の自宅で2015年10月、睡眠薬を飲ませ殺害することの同意を得た上で、首を絞めるなどして殺害。18年1月には、さいたま市大宮区の被告宅で、同様に茨城県の女性=同(21)=を殺害したとしている。