朝日を浴びるライチョウのつがい。岐阜、長野両県の現地調査が10年ぶりに行われ、なわばりの形成やペアの成立状況を20日まで調べる=19日午前4時50分、岐阜・長野県境の御嶽山

 岐阜・長野県境の御嶽山(3067メートル)で、国の特別天然記念物ライチョウの生息状況を調べる両県合同の現地調査が18日から始まった。2014年の噴火の影響を調べるため、2年後の16年に両県が実施してから10年ぶり。20日まで3日間、繁殖の基盤になるなわばりの形成具合を調べ、生息数の把握を目指す。

夜明け前に見張り台に立つライチョウ=19日午前4時17分、下呂市小坂町、御嶽山

 「グアッ」。夜明け前、ヘッドランプを頼りに登山道を進む調査員の脇で、雄の鳴き声が響いた。雪渓を歩いていたり、目立つ岩の上にいたり。岐阜県の調査に同行すると、...