政府は25日、女性の健康課題などを議論する副大臣会議を開き、今後の取り組みの方向性をまとめた。多様な症状が現れる更年期世代の女性を適切な医療につなげるため、対応できる医療機関のリストをポータルサイトに掲載するなどの対策を進める。経済財政運営の指針「骨太方針」に反映させる。

 内閣官房などによると、サイトは女性の健康問題に特化した研究拠点「女性の健康総合センター」が運営し、心身の不調を抱える女性が閲覧して情報を検索できるようにする。また、円滑に受診を進めるためのツールも開発する。

 このほか、男女ともに性や妊娠に関する正しい知識を身に付けて健康管理をする「プレコンセプションケア」を普及させるため、学校や職場での取り組みを推進させる。男性の更年期世代の健康課題についても対策を進める。

 会議に出席した上野賢一郎厚生労働相は、健康寿命延伸などを目的とする「攻めの予防医療」で策定する方針の総合対策に触れ「今回の取りまとめは、その中で重要な要素になる」と述べた。