日本航空は26日、月面へ地域の特産品や代表的な製品を輸送するサービスを提供すると発表した。自治体や企業が対象で、PRに活用してもらうのが狙い。東京の宇宙企業ispace(アイスペース)が2028年に打ち上げる予定の着陸船を使い、輸送枠を販売する。航空会社としては世界初という。
日航側が月面の環境に耐えて保管できる専用ボックスを用意する。縦約20センチ、横約20センチ、高さ約10センチで、内部を区画分けする。27日から受け付けを始めるが、販売価格は明らかにしていない。「地球では気候変動などで貴重な文化が失われるリスクがあり、月面で継承していく」とうたった。
宇宙への輸送コストが下がり、身近な存在になってきたことで日本でもビジネスが広がってきた。北海道江別市のベンチャー企業「岩谷技研」は、旅行大手のJTBや日航と連携、27年夏以降に気球で成層圏まで一般客を運ぶ「宇宙遊覧サービス」の開始を目指す。
百貨店の大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは宇宙旅行関連の事業を検討している。






