茶を口に含んで味を確かめる業者=揖斐郡揖斐川町極楽寺、JA全農岐阜美濃茶流通センター

 岐阜県内有数のブランド茶「美濃いび茶」の本年度初の一番茶共販会が30日、揖斐郡揖斐川町極楽寺のJA全農岐阜美濃茶流通センターで行われ、訪れた10業者・15人が出来栄えを真剣に吟味して入札した。

 揖斐郡内の茶工場が30点、計908キロを出品。参加した県内の小売、卸売業者は、会場に並べられた茶葉を手に取って匂いをかいだり、湯を入れて口に含んだりして色や香り、見た目を1時間ほどかけて確かめた。1キロ当たりの平均落札額は昨年より安い2246円。一方、最高価格は同町桂のいび茶の里が落札した8万円で、8万円を超えたのは2015年以来。

 美濃いび茶は、同町と同郡池田町の約120ヘクタールで栽培。今年は気温が平年より高めで推移した上、適度な雨も手伝って品質が大変良好だという。

 美濃いび茶共販委員長の河村三吉さん(84)は「天候に恵まれた。味もいいし、収穫量も期待している。高い評価をしていただければ」と話した。