【カイロ、エルサレム共同】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラ指導者カセム師は4日、イスラエルとレバノンが停戦再開で合意したとする米国の発表に対し、拒否する構えを示した。イスラエル軍がレバノン南部にとどまる姿勢を崩しておらず、カセム師は駐留が続くなら「抵抗を続ける」と反発した。レバノン情勢は米国とイランの戦闘終結に向けた覚書締結交渉の障害となっており、影響が長期化する恐れがある。
カセム師は「包括的」な停戦が必要だとしてイスラエル軍の攻撃停止とレバノンからの撤収を要求。イスラエルの攻撃が続く限り徹底抗戦する意向を示した。イスラエル軍は4日もレバノン南部で攻撃を続け、国営通信によるとティールでは住宅への攻撃で3人が死亡した。ヒズボラもイスラエルに向けロケット弾で攻撃した。
イスラエル軍のザミール参謀総長は4日、「軍の目標は(イスラエル)北部を守り、ヒズボラへの打撃をさらに強化することだ」と主張した。
レバノン保健省によると、3月2日の交戦再開後のレバノン側死者は3500人を超えている。






