生乳の業界団体のJミルク(東京)は5日、2026年度の生乳生産量の見通しを発表した。1月に公表した前回予測の725万8千トンから引き上げて731万トンとした。1頭当たりの乳量が増えていることを織り込んだ。昨年の乳価改定による値上げで農家の経営状況が改善に向かい、飼料の改良が進んだ影響とみられる。

 一方、前年度比では1・2%減となり、3年ぶりの減産になると予測している。生乳を加工した牛乳類の生産量は、1月公表の428万2千キロリットルから428万8千キロリットルに引き上げた。

 需要面では、値上げ以降、消費量が前年水準を下回っているという。Jミルクは安定供給に向け適切な情報発信や柔軟な対応が必要だと指摘した。