クマの足跡を確認する関市猟友会の臼田雄一会長(右)と市農林課の山岡透課長=5月、同市池尻

 関市の市街地で4月下旬以降、クマの目撃情報が相次いでいる。市によると、周辺では6月4日時点で14件の目撃情報があった。いずれも体長1メートルほどのツキノワグマの成獣で、同じ個体とみられる。市は地元猟友会と協力して箱わなを設置しているが、捕獲には至っていない。最初の目撃情報から1カ月以上がたち、学校や保育施設の行事などにも影響が出ており、住民からは「早く捕まえて」との声が聞かれる。

 「ここら辺でクマが出るのは初めてだ」。関市池尻の助川栄一さん(84)は、付近でのクマの目撃情報に驚きを隠さない。自宅の敷地内にあるニワトリ小屋は荒らされ、...