存廃が議論されてきた名鉄広見線新可児―御嵩間が、廃止される見通しとなった。1920年に現在の新可児―御嵩口間、52年に御嵩駅が開業し、地域に幾世代に親しまれた住民の足。約9カ月前に沿線自治体が施設維持費を負担する方式で存続に向け協議が動き出していただけに、方針転換は地域にとって唐突に映る。存続断念に転じた背景を探り、細る公共交通について考える。

議会で名鉄広見線の存続協議終了を説明する渡辺幸伸町長=4日、可児郡御嵩町役場本会議場

 「公共交通手段を守りたいという強い思いで臨んできたが、廃線が避けられない状況に至り、無念の思いがある」。4日の可児郡御嵩町議会の本会議で、渡辺幸伸町長は...