2026年6月12日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都府京都市/代表理事 理事長:山崎信夫/以下、当協会)は、株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区/代表取締役社長:鉄尾周一)より2026年7月30日(木)に全国書店・インターネット書店で発売予定の『漢字の大疑問』(当協会編)(以下、本書)について、本日6月12日(金)より全国の書店およびインターネット書店にて予約販売を開始することをお知らせいたします。
©マガジンハウス
当協会が本書を編集することになった背景
当協会では、漢検の実施のほか、漢字・日本語の魅力をより多くの方に届けるため、各種メディアやSNSを通じた情報発信にも取り組んでいます。
今回、これまでの活動で培ってきた取り組みを土台に、当協会の漢字文化研究所の研究員や「漢字カフェ」でご連載いただいている専門家・研究者の方々のご協力を得て、漢字への興味をいっそう広げていただくための書籍を、株式会社マガジンハウス様より刊行する運びとなりました。
何気なく使っている漢字への意識がアップデートされ、日本語の教養が身につく
| ・アルファベットは26文字しかないのに、漢字はなぜたくさん種類があるのでしょうか? ・書き順は誰がどういう理由で決めたのでしょうか? ・「馬」や「虎」に「ケモノヘン」がつかないのはなぜですか? ・なぜヤンキーは「夜露死苦」のような当て字を好んで使うのでしょうか? ・なぜ、横線4本ではなくて「四」と書くのでしょうか? |
当協会は、約50万人の登録者がいるメールマガジンを運営しています。その会員の方々へ、漢字に関する疑問や質問を募集したところ、たくさんの不思議に思っていることや気になっていること、知りたいことなどが集まりました。
本書ではそのような「漢字」に関する素朴な疑問に、日本語・漢字の専門家や研究者が回答していきます。また、書籍内には知的エンタメ集団『QuizKnock』で漢字王として知られる山本祥彰さんの質問も掲載されています。
ふだん何気なく使っている「ことば」への意識がアップデートされ、日本語の教養が身につく一冊です。
執筆者:阿辻哲次(漢検 漢字博物館・図書館館長、漢字文化研究所所長)/田中郁也(漢字文化研究所 研究員)/戸内俊介(日本大学 文理学部 中国語中国文化学科 教授)
当協会コメント(代表理事 理事長 山崎信夫)
本書は、一般の方々から募集した漢字に関する疑問・質問に対して、日本語・漢字に関わる専門家や研究者が一問一答形式で回答するかたちでまとめています。本書の制作にあたっては、専門的な知見を有する研究者の協力のもと、できるだけ平易で、かつ正確な説明を心がけました。
漢字について「なぜだろう?」「どうしてこうなるのだろう?」と感じたとき、その疑問をそのままにせず、立ち止まって考えることは、漢字をより身近で面白いものにしてくれます。
本書が、読者の皆様の漢字への理解を深め、日常の中で漢字と向き合い学ぶ、いわゆる生涯学習の一助となれば幸いです。さらに、ご自身の漢字能力を確認し維持していくために、「漢検」に挑戦いただくきっかけになれたら、これにまさる喜びはありません。
本書の内容
1章 意外と知らない漢字の歴史
Q:漢字はどのように生まれたのでしょうか
Q:発音と意味が同じなのに、形が違う漢字はなぜあるのでしょうか
Q:アルファベットは26文字しかないのに、漢字はなんでこんなにたくさんあるのでしょうか
QuizKnock山本祥彰さんからの質問:
Q:パソコンやスマホの普及に伴い、漢字の触れ合い方も変化してきていますが、漢字との関わり方や漢字そのものはさらに今後どのように変化していくのでしょうか …etc.
2章 どうしてこの形に? 成り立ちの不思議
Q:なぜ4は漢字だと横線4本ではなく、「四」と書くのでしょうか
Q:魚編の漢字は魚につくものが大半ですが、虫偏の漢字は「虹」「蛸」「蛤」など、虫ではないものにもついているのはなぜでしょうか
Q:馬や虎に「ケモノヘン」がつかないのはなぜですか
Q:臭いの下の部分は「大」なのに、嗅ぐの下の部分はなぜ「犬」なのでしょうか
Q:フグはなぜ「海」ではなく「河」の豚と書くのでしょうか …etc.
3章 説明できますか? 漢字のルール
Q:阝は左側に来たときと右側に来たときで名前が違うのはなぜでしょうか
Q:なぜ書き順が決まっているのですか。また誰が決めたのですか
Q:英語や中国語は読む方向が決まっているのに、日本語はどうして縦書きも横書きもあるのでしょうか
Q:子どもの名前に使える漢字は、増えたり減ったりするのでしょうか
Q:印鑑の文字が何と書いてあるのか読めません。この書体は何なのでしょうか …etc.
4章 ややこしいけど面白い読み方の疑問
Q:熟語で音読みと訓読みが混在しているものがありますが、これはどうして生まれたのでしょうか
Q:間違った読み方がそのまま定着することもあるのでしょうか
Q:漢字の中で最も長い訓読みは「閄」で「ものかげからきゅうにとびだしてひとをおどろかすときにはっするこえ」と読むというのは本当ですか
Q:「ほしいままに」と読む漢字は「放」「恣」「旋」などいろいろありますが、なぜ同じ読みで同じ意味の漢字がいくつもあるのでしょうか
Q:名前にだけ使える読み方があるのはなぜですか …etc.
5章 学校では習わないいろいろな漢字
Q:なぜヤンキーは「夜露死苦」のような当て字を好んで使うのでしょうか
Q:一度も使われたことのない漢字もあるのでしょうか
Q:日本以外の国でもオリンピックを「五輪」と表記するのでしょうか
Q:糸偏に命と書いて「いでんし」と読む創作漢字があると知りました。こういう字と一般の漢字の違いは何なのでしょうか …etc.
書籍概要
書籍名 :「漢字の大疑問」
編者 :公益財団法人 日本漢字能力検定協会
発売日 :2026年7月30日
定価 :本体1,100円(税込)
判型 :新書判
発行 :株式会社マガジンハウス










