AIが拓く予防医療の未来『見つける医療』から『防ぐ医療』へ

2026年6月12日
ジャミール商事株式会社

 

ジャミール商事株式会社は、2026年5月29日に名古屋で開催された第28回日本医療マネジメント学会学術総会において、「AIが拓く予防医療の未来 ―『見つける医療』から『防ぐ医療』へ―」と題したランチョンセミナーを開催しました。本セミナーは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)におけるAIと医療の研究拠点であり、科学と学習の推進を通じてコミュニティの発展に寄与する国際組織Community Jameelとのパートナーシップにより設立されたMIT Jameel Clinicの協力のもと実施されました。

 

本セミナーには約200名の医療関係者が参加し、予防医療およびAIの医療応用に対する高い関心が示されました。座長は真野俊樹先生(中央大学大学院 戦略経営研究科 教授)が務め、林光博先生(四谷メディカルキューブ 乳腺外科部長)、Dr. Nacer Mami(MIT Jameel Clinic, Regional Lead-Clinical Network)、齋藤亜由美先生(国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科)が登壇しました。

 

セミナーでは、「見つける医療」から「防ぐ医療」への転換をテーマに、MIT Jameel Clinicが取り組むAIによるがんリスク予測モデル「MIRAI」(マンモグラフィ画像から最大5年先の乳がん発症リスクを予測)

および「SYBIL」(1回の低線量CTスキャンから最大6年先の肺がん発症リスクを予測)が紹介されました。また、海外における予防医療への活用事例、日本国内で進行中の共同研究についても取り上げられました。

 

また、日本人患者データに基づくエビデンス構築の重要性が強調されるとともに、国立がん研究センター中央病院および四谷メディカルキューブとの国内共同研究を踏まえ、日本におけるMIRAIおよびSYBILの社会実装に向けた展望と課題について意見交換が行われました。

 

本セミナーは、AIを活用した予測医療・個別化予防医療の可能性を共有するとともに、日本における「防ぐ医療」の実現に向けた重要な一歩となりました。