サッカー・ワールドカップ(W杯)が北中米3カ国で開幕した。日本代表の応援を兼ねた商戦も盛り上がりを見せる。過去には、日本が勝利すると消費が爆発的に伸びた実績もある。これまでの最高成績を上回るベスト8に進出すれば、経済効果は400億円を超えるとの試算もあり、企業も日本の躍進に期待を込める。
日本代表のオフィシャルスポンサーのキリンホールディングスは、選手をデザインした缶のアルコール飲料を数量限定で発売した。スーパー店頭での陳列も強化。友人や家族と一緒にお酒を飲みながら観戦する需要を取り込む。
活字離れに悩む書店も活気づく。ジュンク堂書店池袋本店では、日本代表の選手や監督の自伝を手に取る人が増えている。戦術解説や選手名鑑も人気で購入層は30〜40代の男性が多い。売り場担当者は「勝ち進めば、売り上げもさらに伸びるのでは」と期待する。
第一ライフ資産運用経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、経済波及効果が決勝トーナメント進出で290億円、ベスト8以上で429億円まで膨らむとみる。










