外国にルーツがある仙台市立小6年の女児が同級生から「国に帰れ」など差別的な言動を受けたとして、市教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したことが19日、分かった。女児の保護者から相談を受けた伊藤優太市議が明らかにした。

 伊藤市議によると、女児は3年生だった2023年8月、海外から転校してきた。差別的ないじめを継続的に受け、25年6月、「死にたい」と保護者に訴えた。学校側は別室登校などの対応を取ったが、26年3月には女児のランドセルにくぎが刺された。同月、女児は別の小学校に転校。重大事態に認定された。

 伊藤市議はこの日、保護者への丁寧な説明や差別防止を求める要望書を市に提出した。