理化学研究所は19日、人工知能(AI)を使った科学研究のために整備している新しいスーパーコンピューターの名称を「理究」にすると発表した。自然現象の背後にある「理」を、AIを使って探り「究める」との意味を込めた。神戸市中央区の理研神戸地区に設置し、今年7月の運用開始を目指している。

 昨年11〜12月の募集期間に全国から寄せられた856件の候補から選んだ。読み方が安土桃山時代の茶人、千利休と同じで親しみやすいことも決め手になった。

 理研によると、理究は米半導体大手エヌビディア製のAI半導体を活用しており、1秒間に100京回(京は兆の1万倍)以上の計算が可能。AIの学習や推論に特化した性能を持つ。