デジタル庁は30日、自治体が業務に使う情報システムの全国標準化について、全自治体の56・8%に当たる1015自治体が、政府の当初目標である2025年度末の移行期限に間に合わなかったと発表した。システム改修を担うエンジニアの全国的な不足が要因。

 期限が迫るにつれ、移行スケジュールの遅れを訴える自治体が相次いだといい、地方側にとって厳しい期限設定だったことが浮き彫りになった形。政府は、30年度末までに全自治体の移行が完了するよう支援を続ける方針だ。

 標準化は、住民基本台帳や戸籍、児童手当など20業務について、ばらばらだった自治体のシステムを国の仕様にそろえる取り組み。