国鉄時代を振り返り、鉄道の未来を後輩らに託す畑中徹高山駅長=24日、高山市昭和町、JR高山駅

 1987年の国鉄分割民営化でJR東海などJR各社が発足してから39年。国鉄時代を知る社員がいなくなる日が近づいている。80年3月に国鉄に入社したJR高山駅(高山市昭和町)の畑中徹駅長(64)は、JR東海の駅長で唯一の「元国鉄マン」で、今年8月に定年退職を迎える。時代と共に鉄道の姿が変化する中、後輩たちに安全輸送への願いを託す。

 畑中さんは高山市国府町出身。国鉄職員として高山駅に勤めていた父親の勧めで、自身も高校卒業後に国鉄入りした。

 最初の職場は東海道線の枇杷島駅...