愛知県犬山市に「木曽川鵜飼」の鵜匠として採用された田原尚舞さん(右)と河村謙太さん=1日午前、犬山市役所

 愛知県犬山市は1日、1300年以上続くとされる伝統漁「木曽川鵜飼」の鵜匠として採用した男性2人に辞令を交付した。市は全国の自治体で唯一、鵜匠を職員として雇用しており、採用は34年ぶりという。

 採用されたのは、田原尚舞さん(38)と河村謙太さん(25)。ウや船を扱う練習を重ねた上で、来年以降のデビューを目指す。

 市によると、これまで計4人の鵜匠がいたが、うちベテラン2人が昨年相次いで引退。市が今年3月に若干名を募集したところ、20〜30代の14人が応募し、田原さんと河村さんが採用された。

 市観光協会によると、昨年度の木曽川鵜飼には1万7153人が乗船。岐阜市の長良川鵜飼に次ぐ全国2番目の多さで、犬山市の大きな観光資源となっている。