鈴木エイト氏

 最高裁第3小法廷(渡辺恵理子裁判長)は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者が、ジャーナリストの鈴木エイトさんに名誉を毀損されたとして損害賠償を求めた訴訟で、信者側の上告を退ける決定をした。15日付。鈴木さんに11万円の支払いを命じた一審判決を取り消し、信者側の請求を棄却した二審東京高裁判決が確定した。

 2025年1月の東京地裁判決は一部で名誉毀損を認めた。だが、同年8月の二審判決は、脱会を求める親族らに「監禁」されたと主張する信者に関し、鈴木さんがテレビ番組などで監禁でなく「ひきこもり」などと表現した点について、取材過程などから真実性、または真実と信じる相当の理由があると判断した。