【北京共同】中国税関総署が20日公表した貿易データによると、6月のレアアース(希土類)磁石の日本向け輸出量は128トンだった。前月から5トン増えたが、低い水準が続いた。中国政府が1月に始めた軍民両用品目の対日輸出規制の影響とみられる。

 レアアース磁石の輸出量は2月まで200トンを超えていたが、3、4月は180トン台、5月から120トン台に落ち込んだ。磁石の性能を高めるジスプロシウムなどが厳しく規制されているもようだ。6月の対世界での輸出量は前月から19%増加した。

 両用品に含まれるレアメタル(希少金属)関連製品である炭化タングステンとタングステン粉末は2〜5月に続いて6月も日本への輸出がゼロだった。